税務関係情報

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2017-03-27

国税のクレジットカード納付がスタート

平成29年1月4日より国税の納税手続きにおいてクレジットカード納付が可能となりました。納付可能な税目は申告所得税及び復興特別所得税、消費税、法人税、相続税など、ほぼ全ての税目となっており、さらに本税に加えて附帯税の納付も可能です。


クレジットカード納付とは
クレジットカード納付とは、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続きです。パソコンやスマートフォンなどの端末から、「国税クレジットカードお支払サイト」で納付の手続きをします。 

*国税クレジットカードお支払サイト:https://kokuzei.noufu.jp/


メリット
「国税クレジットカードお支払サイト」で手続きするため、夜間休日を問わず24時間いつでも納税手続きができます。法定期限までに納税手続きを完了すると、クレジットカードの引き落とし日まで支払日を延長することができます。さらに、クレジットカード会社によっては、納税をしてポイントを貯めることができます。


デメリット
クレジットカードの決済手数料は納税者が負担することになります。決済手数料は納付税額が最初の1万円までは76円(消費税別)で、以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)が加算されます。


その他注意事項
「国税クレジットカードお支払サイト」で手続きをするため、インターネット環境が必要です。税務署や金融機関の窓口ではクレジットカード納付を利用できません。納付できる金額は1,000万円未満、かつ、ご利用になるクレジットカードの決済可能額以下の金額(決済手数料含む)です。クレジットカード納付は継続的な手続きではないため、その都度納付手続きを行う必要があります。


 


平成29年3月27日現在の情報です。法令改正等により内容が変更されることがあります。詳しくは担当者までお問い合わせください。